「はらぺこあおむし」の絵本はみんな知ってますね。
小さな青虫がいろんなくだものやお菓子を食べて成長していき、最後は見事なチョウチョになるというお話です。
お話の筋は簡単ですが、素敵な絵と、本自体に施された工夫が世界中の人の心をとらえて離しません。
「はらぺこあおむし」の作者エリック・カールさんは、自分でいろんな色を塗り模様をつけた紙を切って貼り合わせてあのすてきな絵を作っています。
今回はみんなもエリック・カールさんのように絵をつくってみましょう。
一回目はいろんな技法を使って紙にテクスチャーをつけていきます。
一つ目はドロッピング。
水でゆるく溶いた水彩絵の具をスポイトで紙に垂らし、ストローで吹いたり紙を動かしたりして偶然できる模様を楽しみます。
二つ目は染め紙。
染料を水に溶いたものを使って和紙を染めます。
紙をいろんな形に折って角からしみ込ませると、とってもすてきな模様ができました。
三つ目はローラーです。
アクリル絵の具をローラーで紙に塗っていくととてもきれいに塗れます。
ムラやかすれができるのも味になりますね。
一色塗ったら乾かしてもう一色。
色が混ざり合ってとても素敵です。
筆とスポンジを使って自由に模様を描くコーナーもあります。
みんな思い思いの模様を作っていました。
次回は今回作った紙を切ったり貼ったりして絵を作ります。
どんな絵が出来てくるのか、とっても楽しみですね。
(と)
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